選挙が近付くとおいしい政策を目にすることが多くなる。
バラマキだのなんだの、予算の争奪戦になるのだが、
どうにも気になることが一つある。
シングルマザー、つまり母子家庭への支援だ。 女手
一つで子供を育てていくことは大変な労力が必要だし、
仕事にも限りがあるのだから、経済援助を行うのは納
得できる。 それがたとえ俺の忌み嫌う”できちゃったか
ら結婚”のあげくの離婚であってもだ。
ここで感じる疑問は、ではなぜ母子家庭だけなのか?
ということ。
共稼ぎでもリストラの影響で収入がない家庭もある
だろうが、とりあえずそれらのケースは置いといて、同
じようにシングルファーザー、つまり父子家庭はどうな
のだろうかということ。
今の世の中、男だからといって満足な仕事にありつけ
るかどうかはわからない。 派遣切りで路頭に迷う人
も多いのだし、ましてや母となり父となって家事をこな
すのだから、仕事も限られてしまう。 残業や週末出勤
も難しいし、母子家庭となんら変わりないのである。
が、しかし、最初から父子家庭には援助はないのである。
一部減税や、医療費の負担減などはあるが、母子と父
子とでは「のぞみ」と「こだま」くらい差があるのだ。
まず、どちらも窓口は設けて、母子だろうと父子だろう
と所得や家庭環境で認定するべきなのでは。
金持ちのシングルマザーもいれば貧乏のシングルファー
ザーもいるのだから、男女の隔たりを取ってはいかが
だろうか?女性議員さんたちよ。
金で少子化を改善させようと努力する前に、子育てに
責任を持つ親の教育が先だと思うし、いつまで卵が先
かニワトリが先かを繰り返すのだろうか。
ある女友達が「独身手当をくれ」と言っていた。 やらん。
20代では考えもしなかったことが、なぜか頭をよぎる今
日この頃。。



「252 生存者あり」☆☆
「ダイアリー オブ・ザ デッド」☆☆
「カンバセ―ション 盗聴」☆☆