先日、石垣島でダイバーが死亡したニュースを目にした。
GW期間中ということもあり、日頃の埃を落としに海に入っ
たろうに、残念な帰宅になってしまったようだ。
以前も書いたが、なぜダイビングで命を落とすのか!?
飲酒したり、荒天での暴挙など自殺志願者を除き、基本
的にアクシデントが原因で、そのアクシデントはレベルに
関係なく、誰にでも起こりえることである。
とくに中級者が要注意で、一番過信しがちな頃だ。
イントラは初心者から目を離すことはないが、ある程度
のスキルを持つダイバーは自己管理に任せる部分もある。
例えば、安全停止している際、中級者は安全ロープを掴
みたがらない。 逆に、場所が空いてればイントラは遠慮
なく掴んで最後まで体力温存、エアを確保することもある。
当然、そういうダイバーは海中散歩の時でも過信してしま
いがち。 自分の姿を客観的に見ることができれば、あま
りカッコ良くないことがわかるのだが、なかなか足元の砂
にまで気づかず目くらましを喰らわしたりするのだ。
さて、誰にでも起こりうるアクシデントで、なぜ俺が中級者
を要注意するのかというと、初心者はビビってくれるので、
早い段階でヘルプを求めてきてくれる。 マスクに水が入
ってパニックになりそうなシグナルがわかりやすい。
上級者もまた早めのシグナルやスキルで解決してくれる。
が、中級者は背伸びをしがちで、変なところで我慢したり
する。 全員がそうというわけではないが、自分のそのレ
ベル時代を照らし合わせて考えると、親離れしたがる成
長期か反抗期とも言える。
「パニックを起こさない」これに尽きるのだが、誰だって
好きでパニくってるわけじゃない。 突然アクシデントに
見舞われるから頭が真っ白になってしまうのだ。 そこで
冷静になれるかどうかが生死をわけるのかもしれない。
そして、些細なことでも遠慮なくイントラにシグナルを送
る、サポートを乞う、それが出来るポジションにいる、を
胸に、少しでも危険を遠ざけ安心して楽しんで欲しいと
思う。
事故があったショップの風評は恐ろしいくらい早い。
しかし、我々はあまり批評をしない。 同業者を庇うわけ
ではなく、むやみに噂を信じたくないからだ。 以前、
雲見で死亡事故を目の当たりにした。 懸命な救助活動
も見守ったのだが、翌日の新聞で残念な結果が掲載さ
れていた。 が、ネットで様子を見たところ、ありもしない
ことを色々な自称ダイバーが噂しあっていた。
もがき苦しんだせいでウエットスーツがボロボロだったと
あったが、そんなことはない。 だって、俺はこの目で見
たのだから。
恐怖心を持って自戒するのも良いが、いたずらに不安を
煽るのはどうかと思う。
さまざまな理由で起こる死亡事故。いや、命を取り留め新
聞沙汰にならずとも、大なり小なり事故は起こっている。
トラブルは誰にでも起こる、その時にどうすれば問題解決
できるのか。 海に入る前に、しっかりとイメージなりシュミ
レーションしてマイペース・等身大で楽しんでもらいたい。
ある女友達に「もう少し海中を移動しろ」と言われた。
獲物を求めて泳ぐより、獲物が来るのを待とうホトトギス。
さぁいよいよ伊豆解禁で、ちょっとテンション上がってきた
今日この頃。。


「トウキョウソナタ」☆☆☆
「イキガミ」☆☆☆
「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」☆☆☆
「百万円と苦虫女」☆☆☆
「ミスター・ロンリー」☆☆
「変態ピエロ」☆☆