2006年09月

フラガール

手持ちの券を消化するべく、映画「フラガール」
を観てきた。
平日の昼間ということもあってか、初老の客が
多く、上映中もおとなしくて集中して観ることが
できた。
多少、笑うツボや泣きのツボがズレていて、そ
れもなんだか笑えた。
閉塞的な田舎町にハワイを作る物語だが、三
丁目の夕日・福島版と言ったところか。
狭い世界だし、CGもない分、思ったよりも骨太
に出来ていて、エンドロールの際はつい指で太
ももを叩いてリズムをとってしまった。
と、そのとき、またも携帯チカチカ攻撃が!
ま、脳がだいぶ死んでしまったおばさんだし、
仕方ないかと割り切ったが困ったもんだ。
とりあえず、1度は行ってみたくなる素晴らしい
広告映画ではあった。

ついでに池袋まで出て、2ウィークアキュビュー
を買ってきた。 
1箱に3ヶ月分入ってるのだが、なんんと1ヶ月
ですべて破れてしまったのだ!
昔、ある女友達に、女の子を扱うように優しく洗
わなくちゃダメだと言われ、できる限り丁寧に扱
ってきたのに、前回のブツはどうしたことかすぐ
に堪忍袋を切りやがった。
ちょっと前に買った眼鏡も、朝起きたら体の下
で折れてたし、どうにも矯正道具と相性が悪い
ようだ。
ま、ド近眼は勉強しすぎた代償だし、死ぬまで
仲良く付き合わねばと、あくまで前向きな今日
この頃。。


「フラガール」☆☆☆☆
「SPIRIT」☆☆

将来

ひと昔前、起業して野望に燃えていた頃、
40代での海外永住を目標にしていた。
場所はタヒチ。
あの、のんびりとした時間の流れと、治安
の良さが気に入り、そこそこの蓄えと現地
で観光客相手の仕事で細々と暮らしてい
けたらいいな、と思ってた。
もちろん、現実はそんなに甘くなく、実現
しても苦労していただろう。
残念ながら、宝くじが当らなきゃその夢を
叶えられそうにないが、せっかくイントラの
資格を持ってるんだし、あと10年くらいし
たら本業にしてみたいとは思ってる。
別に伊豆でもいいし。
結局人間相手の仕事になるが、毎日海に
潜れるんだから自動的にストレスも発散
されるであろうし。
もちろん、これもまたそんなに甘くはない
だろうけど、ささやかな夢・目標なのだ。

話は変わるが、海外の生活といえばカナ
ダが面白い。 聞いた話ではあるが、ある
地域では家の鍵は掛けないのが習慣な
のだそうだ。 日本でも、ちょっとした田舎
では近所の奥さんが勝手に入ってくる風
景を見ることがあるが、海外=危険のイメ
ージが先行していたので驚いた。
それに、病院は無料なのだという。
医療給付金で保障されているため、好き
勝手に通院できるようだ。
日本の老人クラブが聞いたら喜ぶ制度だ。
もっとも、どこかで誰かが税金を払ってる
んだろうけど。。
久しぶりに日本のリーダーが変わるようだ
し、海外移住させない魅力ある国にして欲
しいと願う今日この頃。。


「ステイ」☆
「コアラ課長」☆☆☆
「グレート・ビギン」☆☆☆
「ピアノを弾く大統領」☆☆
「ボウリング・フォー・コロバイン」☆☆☆

映画

毎日のように映画を観ていることは、すでに何度
も書いているが、このところの日本映画について
思うことを、ちらりとだけ触れてみたい。
最近の日本映画、いわゆる「邦画」は、低予算の
せいかアーティスト系か、ドラマ仕立てのものが
多い。 まれに、CGを駆使したり、ギャラの高そ
うなキャスティングをしたり、エンタ性を強調して
いるのもあるが、さっと撮影してさっとプリントし
ている作品が多い気がする。
ヒットする作品は、ほとんどテレビ局の仕込み作
品で、今やテレビと連動でないと邦画は成り立た
ない仕組みになりつつある。
どうしても、洋画に比べ安っぽく見えてしまい、
同じ料金を払うならハリウッド作品を選択してし
まう。 ついには、韓国にも抜かれたとも思う。
韓国映画は、30代の役者がそのまま高校生役
を演じてしまう強引さがあるが、古きよき時代の
邦画と、数年前の洋画のカメラワークをうまく取
り入れる風習が感じられる。
おそらく、このままではサッカーだけでなく、娯楽
でも差をつけられるであろう。
ちなみに、映画に字幕が出るのは基本的に日本
だけで、他国は吹替えが基本だ。 ガイジンが自
国の言葉を話す違和感よりも、目を字幕ではなく
映像に集中させるとともに、余計な手間をかけな
いということなのであろう。

何も日本映画がダメということではない。
「ウォーターボーイズ」は何度見ても青春だし、「千
と千尋の神隠し」は大人も教育されるし、三谷幸喜
監督作品も展開が早くて面白い。
残念なのは、「銀幕スター不在」なことだ。 
結局、みんなテレビで見れる役者さんなのだ。
ずいぶん昔の、薬師丸ひろ子氏のような俳優がい
れば、もう少し邦画も盛り上がると思うのだが。。
なんて、ちょっと偉ぶってみる今日この頃。。


「アンダー・ワールド 2」☆☆☆
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」☆☆
「タナカヒロシのすべて」☆☆☆

久しぶりに日曜日休みをゲットしたので、例の
競馬友達と後楽園に参戦してきた。
結果は無惨にも全敗で、勝利の焼肉をパクつ
くことは叶わなかった。
しかしながら、しょっちゅう会う訳でもなし、せっ
かくだからと飲みに行くことに。
勝負には負けたものの、やはり酒が進み、酒が
進めば話しも進み、すっかり悔しさを忘れて店
を後にしたのであった。

帰りがてらに、ふと思ったが、人はなぜ泥酔し
ても家に帰るのだろうか。
よく帰巣本能があるからと言われるが、その帰
巣本能とは何か?
自分の枕で寝たいのか、嫁が怖いのか・・。
数年前の俺は、飲むと家に帰りたくない病を患
っていて、飲み疲れるまで飲みまくって始発→
仮眠→出勤か、安いカプセル泊だった。
タクシー代を払う目安は2000円まで。 それより
高くつく位なら、その金を飲み代にするパターン。
それがいつの頃か、終電に合わせた酔い方が
出来るようになったから不思議なものだ。
しかも、電車で居眠りをしても、1駅前で必ず目
が覚めるから奇跡だ。
ただ単に大人になっただけか、生物の神秘的な
力がそうさせるのか、ともかく家に帰る習慣が身
についたのであった。

最近やたらと目にする飲酒運転のニュース。
郊外の居酒屋に駐車場があることも不思議だが、
そもそも酒を飲んで、なぜ運転したいのかが理解
できない。 はっきり言って面倒ではないか。
せっかく良い気分でいるものを、また真剣勝負す
るなんて勿体ない。 
例えば、沖縄は鉄道がないため移動手段は車に
なる。もちろん飲みに行くときも。 しかしながら、
帰りは運転代行が基本・常識で、客側も店側も意
思の疎通が出来ている。
駐車違反取締りの民営化の時もそうだが、幹線道
路沿いのラーメン屋が困ると頭を抱えていたが、
そもそも違反をさせて売上を計算した出店に無理
があった訳で、やはり供給する側にも責任はある
と思う。
トラック野郎のように、コンビニで購入してパーキ
ングエリアで飲酒されては、なかなか取締りも難し
かもしれないが、罰則を強化するだけではなく、
飲んだら運転したくなくなる方法、風潮を考えてい
かなければいけないと思われる。
もらい事故は、明日はわが身もありえるのだから。

「シャロウ・グレイブ」☆☆☆
「フライ・ダディ・フライ」☆☆

ダイビングの先生

先日、PADIからメンバー表彰が贈られてきた。
表彰と言っても、ただ5年間会費と保険を払い、
無事故で過ごしだけのことである。 つまり、ペ
ーパー・イントラでも表彰してもらえるのである。
記念バッジと表彰状は、一瞬うれしかったが、
すぐに扱いに困ってしまった。いわば、お土産
にペナントを貰ったようなものか。。

考えてみれば、イントラは人の命を預かる立場
だが、資格を認定するのはあくまでも民間の団
体だ。 先生と呼ばれる職業で、医者や教員な
どは国家の資格が必要なのに対して、あくまで
もレジャーのレベルで扱われる。
そして、それらの先生方が、我々を先生と呼び
信頼して潜水デビューを果たす。

よく、仕事絡みでゴルフに誘われることがある。
しかし、過去に4度ほどコースに出たが、あまり
いい思いをした覚えがないため、すべて断って
いる。 
どうも、紳士のスポーツは性に合わないようだ。
「ルールもよくわからないし、センスがないから」
と言うと必ず、
「ダイビングより簡単じゃん」
と返される。
どちらがどうかわからないが、やっぱりダイビン
グの方が「自分で楽しみを見つける」分、楽しい
し積極的にスキルを覚えられる。

海の中では、バディやチームであって、陸の上
での社会的地位や職業や年齢は関係ない。
ゴルフのような接待というのも、まず無いだろう。
会話も出来ない海の中で、シグナルだけでコミュ
ニケーションをとる以上、いちばん人間が素にな
る時だと思う。
慣れるとカッコつけたくなるものだが、所詮我々
から見ると滑稽にしか見えないので注意。

今年のダイビングライフもあと1ヶ月半。
残りは「先生」ではなく、プライベートダイバー
として楽しみたいと思う今日この頃。。


「トラック野郎・熱風5000キロ」☆☆☆
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